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金田一の高校時代に殺人事件に巻き込まれた函館異人館で再び起きた死亡事件。
舞台上で銃に倒れたデスペラードのメンバー赤座光輝は果たして事故死なのか、それとも殺人なのか・・・
新たな殺人事件も発生します。
その謎を解き明かすために立ち上がった新キャラ幸村警視は無差別殺人の可能性があると主張します。
それはもちろん、金田一が無差別殺人鬼だという思いからに違いありません。
計画殺人を主張する金田一と幸村の対決の末にどんなエンディングが待っているのか・・・
しかし、謎に溢れた事件はまだまだ現在進行形、今凄惨な第二幕が始まろうとしています。
それでは、2019年10月21日発売のイブニング21号に掲載されている金田一37歳の事件簿43話のネタバレと感想をお届けします!
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金田一37歳の事件簿43話のあらすじ
「函館ウォーズ」の舞台上で銃によって倒れたデスペラードのメンバー赤座。
小道具の銃で撃たれた赤座は、単なる事故によるものなのか、それとも巧妙に仕組まれた殺人事件なのでしょうか。
その謎に立ち向かう幸村警視は、早速事情聴取にとりかかりました。
ポイントは、銃がどこで本物にすり替えられたか・・・
幸村は関係者一人一人のアリバイを聴いていきます。
しかし、関係者が一人足りないではないですか!
そう、劇中で台本通りに撃たれたもう一人の人物、綾野木ルカです。
それもそのはず、綾野木はその頃むごたらしい死を迎えていたのでした。
なんと、彼女もまた赤座と同様舞台の上で水島颯太に撃たれていたのです。
ここに来てこの二人の死が殺人事件だという事が俄然濃厚になって来ました。
しかし、殺人劇はまだ終わっていません。
今、碧血鬼の呪いを巧妙に利用したとも言える殺人鬼が関係者に襲いかかろうとしているのです。
金田一37歳の事件簿43話のネタバレと感想
舞台の最後に台本通り水島は、銃で赤座を撃ちます。
もちろん、モデルガンを使ってです。
しかし、あろうことかその銃は本物で、赤座は即死してしまいました。
東京からやって来た警視庁の幸村警視はさっそく、舞台で銃を撃った水島から事情聴取を始めます。
しかし、水島は誰が銃をすり替えて自分に赤座を殺させたと主張しました。
では、銃をすり替える事が出来たのは誰なのか・・・
銃はゲネプロの時は間違いなくモデルガンです。
その後、イベントの最中は小道具置き場に置かれていたそうです。
となると、ゲネプロの後に誰かが小道具置き場にある銃をすり替えたことになります。
水島が銃を身に着けたのは本番の20~30分前。
でも、銃をすり替えるくらいならあっという間ですし、完全なアリバイにはならないのではないでしょうか。
事実、五代玄一郎はイベントに参加していましたが、楽屋に寄る時間が全く無かった訳ではないと証言しています。
岡倉純とマネージャーの壇はるみは、ゲネプロが終わって本番直前まで函館空港近くのホテルにいました。
中神聖也は、ゲネプロが終わって直ぐにライターいつきの取材があり、着替えるかもなくイベントに参加していたそうです。そのため楽屋に寄る時間がなかったとの事。
刈谷ユダもイベントに参加したそうですが、楽屋に戻る時間はあったそうです。
一方、最上翔太はイベントの最初だけ参加して後は控室にいたとの事ですがアリバイはありません。
しかし、最上はこの舞台で初めて赤座と会ったので殺す動機はないと主張します。
海枝にもアリバイはありません。ただ、大好評の舞台がこのようなことになって払い戻しをしなければいけない訳で、自分は被害者だと力を込めて言いました。
幸村は次に綾野木を指名します。
しかし、そこに綾野木の姿はありません。
まさか、逃亡した?
幸村の脳裏にそんな思いがよぎります。
そこに帝国映像の佐木が息せき切って飛び込んできました。
「綾野木さんが・・・」と。
なんと綾野木が舞台裏で事切れていたのです。
心臓を銃で撃ち抜かれての即死でした。
佐木といつきが同時に声を発します。
「まさか、あの時に・・・実弾に当たって・・・?」と。
そう、舞台の上で赤座の後に撃たれて死んだのが綾野木でした。
もちろん、それは台本通りの事ですが、二人共実弾で撃たれたという事になります。
幸村はこう推理しました。
「銃をすり替えた可能性が高い」と。
そして、芝居の関係者だけでなく劇場を訪れた外部の人も含め全ての者が容疑者だと言い放つのです。
それに対して金田一はこんな疑問を口にしました。
「本物の銃を2回も撃ってモデルガンと間違えたままというのはありえるのか」と。
しかし、幸村は反動の少ない銃だから気づかなくてもおかしくはないと主張します。
金田一は銃を撃った水島に撃った感触の相違を確認しますが、水島は演技に集中していて違和感を感じなかったそうです。
その言葉を聞いて金田一はこう推理しました。
「一人目を撃った段階で気付かずに、二人目も撃ってしまうだろうと犯人が計算していた」と。
金田一はこう考えます。
これだけ舞台の小道具や細かい演出や段取りを知った上で計画を練った訳で外部の人間とは到底考えられないと。
この金田一の言葉に触発されたのか、幸村は金田一にこう言いました。
「舞台のシナリオを読んでいるあなたのアリバイは?」と。
ちなみにまりんの証言によると、金田一とまりんは一步も小道具置き場に近づいていないそうです。
幸村は続いてこんな事を言いました。
「もう一つの可能性を見落としていませんか。無差別殺人ですよ!」と。
そして幸村は、特定の誰かを狙うのではなく、この舞台を潰すことが目的かもしれないと続けます。
しかし、幸村が作り出したこの流れは犯人にとって好都合みたいですよ。
まだ姿を現さない犯人が「理想的な展開だ」とほくそ笑んでいるではありませんか!
そして、第二幕の殺人が今起ころうとしているのです。
まとめ
前話で赤座が殺され、それに続いて今回は綾野木も死んでしましました。
しかもその殺人は同じ舞台で連続して発生したのです。
金田一はこの2つが計画的なものだと推理しますが、幸村は無差別殺人の可能性を指摘しました。
しかし、その幸村の推理は犯人にとってこの上ない流れを作ってしまったようです。
次話ではまた殺人が起こりそうな予感がプンプンしてきました。
では、次なる被害者は誰なんでしょう。
そしてなにより動機は何なのか、それが一番気になります。
忘れてならないのは東京で起きて殺人です。
恐らくそれが今回の一連の殺人事件と強い繋がりがあるのではないでしょうか。
幸村の推理がどこまで限界を超えてお笑いに走っていくのか・・・それもちょっと楽しみ!
次号の内容が気になります!
次号は11月12日(火)発売です。
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