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オソカワミステリー大賞授賞式で流されたビデオは大賞受賞作「綾瀬連続殺人事件」の第一の殺人事件とまるで同じもの!
もしかしたら、小説と同様の連続殺人が起こるのでは・・・
金田一は悪い予感しかしません。
もし、小説と同じだったら一番目の殺人で「あ」、二番目で「や」、そして三番目で「せ」が付く名前の持ち主を殺すという事!
二三は真相を確かめる為、彼氏の小美野とビデオに映っていた綾瀬こどもクリニックを頼りに埼玉の綾瀬に向かうでした。
しかし、クリニックで待ち受けていたのは意外な人物だったのです!
それでは、2020年11月24日発売のイブニング2020年24号に掲載されている金田一37歳の事件簿69話のネタバレと感想をお届けします!
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金田一37歳の事件簿69話のあらすじ
殺人ビデオに映っていた綾瀬こどもクリニックで発見された「あ」で始まる人物の惨殺死体!
それは金田一が恐れていた受賞作オソカワミステリ「綾瀬殺人事件」そのものの殺人でした。
ついに事件は起こってしまったのです。
この殺人は原作者瀬戸倉が起こしたものなのか?!
相変わらず瀬戸倉は見つかっていません。
そんな折、遅川書房の編集部に恐ろしい動画が送られてきたのです。
金田一37歳の事件簿69話のネタバレと感想
「そこにいるのは誰だ!」
ライトをかざすその人物が叫びます。
事件現場に集まった二三とその恋人小美野、そしてこの綾瀬こどもクリニックで合流した冬樹アガサはその言葉にひるみながらも声のする方を凝視するのでした。
その人物は「私だ私!!」と言います。
それはなんとミステリー大賞審査員の重鎮と呼ばれている間宮利一でした。
期せずしてミステリー作家が一同に会したのです。
これだけ人がいれば何が起こって大丈夫、とは言えないでしょうがとにかくビデオに映っていた現場に全員で向かいます。
そして現場の浴室のドアを開けた瞬間に強烈な臭いがしました。
それは臭いだけで何が起こっているのかが分かるほどです。
そこで皆が見たのは、ビデオそのものの惨殺死体だったのでした。
「やはりあの映像は・・・本物の殺人だったんだ!」
と、間宮は目を見開きながらつぶやきます。
その映像は直ぐに遅川書房編集部にいる金田一・まりん・編集者の箕田、そして真壁刑事の元に送られてきました。
その写真を見て、恐怖に顔が引きつる4人!
それはめった刺しにされた死体だったのですから無理も有りません。
そうですね。「あ」で始まる殺人事件の次は「や」・・・そして最後は「せ」です。
現場にいた4人も同じことを考えているみたいですよ。
間宮はこんな事を言いました。
「これは我々ミステリー作家に対する挑戦に思えてならないんだ!」と。
そして、こう宣言するのです。
「ならばこちらも受けて立とうじゃないか!いちミステリー作家としてな!」と。
一方警察の捜査によって、金田一と真壁刑事の元に被害者の身元が伝えられます。
被害者の氏名は川崎市在住の「朝霧風馬」!
そう、やはり名前に「あ」の付く人物でした。
予想されたとは言え、金田一は改めて戦慄を覚えます。
ところで現場には古い指紋しか見つかりませんでした。
その事に金田一は大いに引っ掛かっています。
「ちょっとおかしくないですか?」金田一は真壁刑事にそう言いました。
金田一はこう考えます。
「犯人が瀬戸倉だとして、それをあからさまに伝えるような映像を流しておきながら、現場では指紋を消している、それって矛盾していますよね?」と。
金田一はこう言います。
「被害者の身辺も徹底的に調べた方がいい気がします」と。
無差別殺人なら別に人を選ぶ必要がありませんが、何故か川崎市在住の被害者を選んでいます。
それが金田一には引っ掛かるのでした。
そうです、犯人のミスリードかもしれないという事です。
さて、場面は変わって金田一と真壁刑事は飲み屋で昔話に花を咲かせていました。
芸能界を引退した速水麗香なども話題に登っています。
う~ん、二人共知り合いって事もあるのかもしれませんが、ちょっとだけ気になる名前の出方のような気もします。
さて、そんな二人のもとに遅川書房編集部の箕田英輔から気になる電話が入ってきました。
なんと、行方不明の瀬戸倉からライソで動画が送られてきたと言うのです。
金田一は、蓑田が送ってきた動画を見てこう叫びました。
「足立区の綾瀬!小説で第2の殺人事件がおきた場所だ!」と。
早速金田一と真壁刑事は箕田の案内で現場に向かいます。
そして金田一が見つけたのは、頭に袋を被せられて死んでいる男の姿だったのです。
思わず金田一は叫びました。
「綾瀬の「や」だっ!」と・・・
まだ名前も知らないのに、その被害者の名前に「や」が付くと金田一は確信するのでした。
まとめ
埼玉の綾瀬で「あ」の付く名前の被害者がむごたらしい死体で見つかりました。
オソカワミステリ大賞受賞イベントで流れたビデオは本当に殺人事件を映したものだったのです。
しかも、それは大賞受賞作「綾瀬連続殺人事件」そのものの殺人でした。
そして、恐れていた事が起きます。
足立区で殺人事件が発生したのでした。
それもまた「綾瀬連続殺人事件」と瓜二つの殺人です。
この被害者は「や」の付く名前の人物・・・
金田一は氏名不詳の被害者なのにそう確信するのでした。
では、犯人は原作者の瀬戸倉なのでしょうか?
瀬戸倉は依然として行方不明です。
一体どこに行ってしまったのでしょう?
しかし、この事件がもし小説を模したものだとしたらもう一つ殺人事件が起きる事になります。
それは間違いなく「せ」の付く人物!
そう、瀬戸倉はそれに合致しますよね。
3人目の被害者は瀬戸倉なのか、それとも別の人物なのでしょうか、大いに気になります。
今の所登場人物に瀬戸倉以外「せ」の付く人物はいません。
ただ、ミステリー作家たちですからね、ペンネームだって事も頭に入れておいた方がいいかもしれませんね。
そしてちょっと気になるのは「速水麗香」という名前が唐突に出てきた事!
昔話の一つとしてたまたま出てきたのかもしれませんがちょっと気になります。
そして相変わらず引っ掛かるのは今回のストーリーの冒頭で登場した高遠遥の存在!
まだまだ様々な疑問が湧いては消える今回のストーリー。
次にどんな展開になるのかが大いに気になります。
次号は12月8日(火)発売です。
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