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旅人によってもたらされた悲劇…。
村では次々に人が亡くなり、病魔はついにコレットの両親にまで襲い掛かりました。
それでは、2020年9月19日発売の花とゆめ20号に掲載されているコレットは死ぬことにした104話のネタバレと感想をお届けします!
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コレットは死ぬことにした104話のあらすじ

両親に言われ、雨の降る中裏山の小屋へとたどり着いたコレット。
いつも父と来ている裏山の風景とは異なり、怖さを感じていました。
泣きながら窯に火をつけるコレットですが…。
コレットは死ぬことにした104話のネタバレと感想
両親に言われた通り窯へと火をつけるコレットの手は震えていました。
雨が降り風が吹きつけ、コレットの寂しさと不安はどんどん増していきます。
夜が来て窯の横にある小屋の隅で布団をかぶり、丸くなるコレット。
窯の火から離れちゃだめだと言われたことを思い出しますが、外は真っ暗で怖くて出ることができません。
『おうちかえりたい、かえりたい』
「おとーさんがいないとこわい」
父と居た時には夜でも平気だったのに…。
窯の火は朝までには消えてしまい、明け方には雨も止んでいました。
目を覚ましたコレットは小屋から出て水を飲み、木に登って村の様子を確認します。
おなかはすいているようですいていません。
「だれも外歩いていない…」
コレットは両親が死ぬのではないかと思い涙があふれます。
そして窯に火をつけ小屋に戻り、布団をかぶって夜を過ごします。
明日、両親が迎えに来てくれることを願って…。
朝になり小屋の前で両親を待つコレットですが、両親は訪れることなく静かな時間が流れていました。
『おとーさん、おかーさん。おとーさん、おかーさん』
備蓄していた非常食を食べ何度かの夜と昼を迎えながら、コレットの心の中は両親を呼ぶ声だけになっていました。
意識が途切れるまで……。
「--ちゃん、お嬢ちゃん!目をあけて!」
「お嬢ちゃん!!」
暗闇の中で聞こえた声に反応し、コレットは目を覚ましました。
朦朧とする意識の中、目の前に居た男性は薬師のアンノだと名乗ります。
「一人でよく頑張ったねーー…」
脱水症状を起こしていたコレットは、この前後のことをあまり覚えてはいません。
アンリの話では、コレットは10日間程度を1人で過ごしていたとのことでした。
偶然村に来たアンリは、全てを察します。
そしてコレットを見つけたあと、2人が病気にかかっていないかを確認するため、さらに7日間そこに滞在することを決めました。
コレットの両親はアンリが訪れた時にはすでに亡くなっており、窯の火もついていない中、裏山の小屋に居るコレットを発見したのはすごい奇跡だったのです。
「先生は残りの埋葬もしてくれて、そうして2人で村を出ました」
語り終えたコレットを真顔で見つめながら、ディオはどうしてねじ曲がらずに育つことができたのかと疑問をぶつけます。
「薬師になったことがよかったと思います」
薬師の勉強をして村に何が起きたのかを知ったことで、区切りがつけられたと言うコレット。
「それに私、ひと運が最高にいいんですよ」
出会った人に恵まれ、それが財産になっていると嬉しそうに話します。
「私の財産は計り知れないくらいあるんですよ」
笑顔で話すコレットの顔を見てハデスの顔も思わずほころびました。
ディオはコレットの言葉に納得しながらも、耐えられなくなり号泣…。
ディオの顔が涙と鼻水でぐちゃぐちゃになったため旅を一旦解散し、ヘルメスがディオを引き取り、コレットはハデスと一緒に冥府へと帰りました。
「はあ~~~~あ、疲れた。コレットの過去って悲惨なんだろーなとは思ってたけど、マジで悲惨すぎ」
ディオ、そしてヘルメスも、親友であるコレットがいつかはいなくなるという寂しさを感じていました。
まとめ
とてもとても悲しい過去でした。
コレットはいつも明るく前向きなので、こんな悲惨な過去があるとは…。
落ち着いて話すコレットとは対照に、号泣するディオの優しい人(神?)柄にも胸を打たれますね。
多くを語らず優しくコレットを見つめるハデスも最高です!!
次回が楽しみですね!
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