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ヘルメス、ディオとともに荒れ果てた生まれ故郷にたどり着いたコレット。
何故村はなくなったのか……コレットは村に起こった出来事を話始めました。
それでは、2020年9月4日発売の花とゆめ19号に掲載されているコレットは死ぬことにした103話のネタバレと感想をお届けします!
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コレットは死ぬことにした103話のあらすじ

コレットの村を訪れ村長の家で看病を受けていた旅人が亡くなりました。
その後村長も熱を出し、次の日には村長の家族と世話をした近所の人も熱を出しました。
コレットは、母親からやっかいな風邪なので村長の家の方には行ってはだめだと言われ、友達と家でおままごと遊びをしますが…。
コレットは死ぬことにした103話のネタバレと感想
村に異変が起き始めたのは旅人が亡くなってから10日後のことでした。
村長が熱を出したのは雨でぬれたために風邪をひいたからだと言われていましたが、次々と看病をした人たちが倒れます。
うつった人は熱が出てご飯を吐いていました。
コレットと仲が良くおままごと遊びをした友達のイリちゃんとキリちゃんも、村長の看病に行った家の人からうつってしまい、どんどん風邪をひく人が増えていったのです。
そして村長が亡くなりました。
コレットも村長に優しくしてもらったことを思い出し母の胸に顔をうずめます。
「…コレットにはうつしたくない。気をつけないと」
母はコレットを愛おしそうに抱きしめました。
しかし村では次々に人が亡くなりました。
埋葬の手伝いをする父のためにお風呂用の水汲みを頑張るコレット。
コレットと仲が良かったキリちゃんも死んでしまいました。
まだ誰も治っておらず、毎日年寄りや子供が死んでいきます。
人手も足りなくなり、コレットの母親も看病を手伝うことになりました。
そんな中村人たちが噂します。
「…ねぇ見て、これ昨日お隣さんのお世話したときも見たわ。痣?発疹かしら?」
「何か変じゃない…?」
「今村で流行っているのは本当に風邪なのか…?」
父は毎日埋葬の手伝いに、母も毎日誰かの世話をしにいき、2人は毎日お風呂に入っていました。
ある日コレットは幕によって過ごす場所を区切られ、自分のことは自分でするように両親から言われたのです。
幕越しに会話は出来ますが近寄ることは許されません。
今はまだ大丈夫だけど念のために自分たちから離そう…、親にとっても苦渋の決断でした。
年寄りや子供だけでなく、毎日誰かが死んでいく…。
「それでも、それでも看病してやらないと、きれいに埋葬してやらないと、神さまの元へ送ってやらないと。ずっと一緒に暮らしてきた村の家族なんだからー」
「これは風邪じゃないって気づいてもじゃあ何なのかはわからない。だけど助け合いの精神は当然のようにあって、それがまた感染を後押ししました」
コレットから村が無くなった経緯を聞いたヘルメスとディオの顔も寂しげです。
そして皆の墓に花を添えたいというコレットをディオは思わず抱きしめました。
「今俺は親友としてコレットを目一杯抱きしめてやりたいんだっ」
目に涙を浮かべながら抱きしめるディオから優しさを感じ、嬉しく微笑むコレット。
「親友2号」
ヘルメスもコレットを抱きしめました。
生い茂った草原の中にぽつりぽつりと存在する丸い石の墓。
そこに魂が無い事は冥府の存在をしっているコレットにはわかっていましたが、それでも、思い出なのか愛なのか、何かを感じながら花を添えていきました。
しかしディオとエルメスも一緒に花を探しますが、なかなか見つかりません。
日も暮れ最後の一本を探すコレットにそっと花が差し出されます。
ふり向くとそこにはハデスがいました。
ヘルメスが事情を説明しハデスを連れてきたのです。
全ての墓に花を添えたコレットは、ハデスに過去の話をしながら裏山の父の窯へと案内しました。
窯と小屋は思っていたほど荒れ果ててはいませんでした。
小屋の中を見てそこで過ごした日を思い出すコレット。
コレットは村で最後に発病した両親に、1人で小屋に行くように言われたのです。
「それからね、窯に火をつけて煙を上げてコレットが生きていることを誰かに知らせるのよ。旅の薬師さまか行商の方が来てくれると信じて」
「どうか生き抜いてー」
その日からコレットはひとりぼっちで小屋で過ごすことになりました…。
まとめ
旅人によってもたらされた悲劇…。
旅人がもたらすものの半分は不幸だという意味が分かりましたね。
そして村に薬師がいなかったことも大きな要因でした。
過去の出来事と向き合ったコレットにどんな変化が現れるのでしょうか?
次回が楽しみですね!
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