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3人の犠牲者が出てしまった「騒霊館殺人事件編」!
その全てはポルターガイストが犯人と思えるような殺人でした。
しかし、橋が燃え落ちる中で金田一はついに人の犯行だという証拠を嗅ぎつけたのです。
それはガソリンの臭いでした。
ポルターガイストが犯人ならガソリンなんて面倒なものを使ったりしません。
この殺人は「人」による計画殺人だっ!
「名探偵と言われたジッチャンの名にかけて!」という名セリフも出て完全にやる気モードになった金田一が犯人をじわじわと追い詰めていきます!
それでは、2020年7月28日発売のイブニング2020年16号に掲載されている金田一37歳の事件簿61話のネタバレと感想をお届けします!
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金田一37歳の事件簿61話のあらすじ
犯人は「幽霊」なのか、はたまた「人」なのか、不安や疑心暗鬼になっているモニターたちに謎を解いてみせると言い放った金田一!
殺人を再検証しようとしている金田一ですが、皆は凶器になりそうなものを片付けようとしています。
このままでは証拠が消えてしまうと心配する金田一はイベントの責任者白鳥麗桜から1時間の猶予を与えられました。
急いで現場を見て回る金田一は、ついに犯人のトリックの痕跡を目にするのです。
トリックの鍵となるのは「発想の転換」。
金田一にははっきりと見えてきました、ポルターガイストの衣を来た犯人の姿が!
金田一37歳の事件簿61話のネタバレと感想
「名探偵と言われたジッチャンの名にかけて!」と高らかに宣言した金田一!
もう謎を解きたくないとウダウダ言っていた金田一ですが、完全に本気モードになりましたよ。
しかし、そんな金田一の気迫を前にしてもイベントの責任者の白鳥やモニターたちは未だに犯人が「幽霊」なのか「人」なのか疑心暗鬼に包まれています。
そう、動機を探り出すにはそれが重要ですよね。
さて、口々に不安を口にするモニターたちからこんな気になる話が出て来ました。
モニターたちは広告を見て応募した人と、ダイレクトメールとメルマガを見て募集した人がいるという事です。
ちょっと気にかかる情報ですね。
そんな折り、ヨーロッパ家具輸入業の中根沢児郎がこんな事を言い出しました。
「この館には危険なものが多すぎませんか?」と。
そして「凶器になりえるものが多すぎて、ポルターガイストに殺してくれと言っているようだ」と。
しかしです。
殆どの人がそれに賛成する中で金田一だけはこう言って大反対しました。
「今それをされると犯人に隠蔽工作をされる恐れが・・・」と。
その言葉にモニターたちは呆れてぶつぶつと言いますが、特に反対したのが白鳥の部下の黒原太です。
「いい加減にしてください。あなたの勝手でお客様を危険な目にあわせるわけにはいかないんだ」と猛烈な勢いでの反対でした。
もう皆が犯人に見えてきちゃいますよね。
そんな殺気立つ二人をとりなすように白鳥はこう言いました。
「金田一さん、今から1時間だけあげます」と。
こうして、短時間ですが犯人が証拠隠滅する前に金田一に捜査する時間が与えられたのです。
まず金田一が調べ始めたのは、矢によって殺された唐崎の殺人現場のダイニングでした。
もちろんその時の状況を整理しながらの捜査です。
金田一が気になったのは、久門が唐橋の事を何故か下の名前で呼んだ事でした。
もう一つ気になるのは、庭木と衣舞の二人が遅れて集まってきた事です。
そのような状況を頭に入れつつ金田一は矢のトリックを見つけ出そうとしていました。
しかし、金田一は矢の置いてあったキャビネットではなく壁を凝視しています。
それを不思議に思っているまりんに金田一はこう言いました。
「押してもダメなら引いてみなってな」と。
どうやら金田一の頭の中にははっきりした仮説があるみたいですよ。
そして、ついにその仮説を証拠付けるものを見つけたのでした。
「こんなところに漆喰(しっくい)の壁の崩れた屑が落ちている」と。
それを見て金田一はまりんにこう言います。
「矢が勝手に飛んで刺さった怪奇のトリックはこれで解決だ!」と。
そして急いで第2の現場に向かいました。
部屋の中はめちゃくちゃ。椅子もテーブルも倒され、アンティークの皿も割れています。
それらをじっくり見た金田一はこう言いました。
「この破片、みんな新しいものだな」と。
そして「そういうことか」とひらめくのです。
金田一はこう言います。
「これは困難の分割だ」と。
どうやら第2の殺人はこの「困難の分割」を利用したトリックみたいですよ。
さて、最後に第3の殺人現場!
殺人があった時、扉は中から板で打ち付けられていました。
でも、その現場に立って毛布をめくって死体を見た瞬間に金田一はこう言い放つのです。
「どうやら密室トリックも解けたみたいだぜ」と。
それどころか、金田一はあることを思い出していました。
「どういうことだ?あの時は確か・・・葉山くんにつめ切りを・・・」
そしてこう言うのです。
「そういうことか・・・どうやらわかっちまったぜ、葉山くん!」と。
そしてこう高らかに宣言したのでした。
「謎がすべて解けちまった!」と。
どうやらここに謎を解く大きなヒントがあるみたいです。
問題はそれがつめ切りなのか、メールなのか、爪を切らさせた事なのかですが、さっぱり分かりません。
やっぱり金田一は一歩もニ歩も先に行っているみたいです。
猛スピードで謎を解いていく金田一、果たしてトリックはどのようなものなのか、次話ではその解説があることでしょう。
そして一番気になる動機とは?!
まとめ
3つの殺人現場を見て回る中で金田一はそれぞれのトリックを解き明かしました。
そして犯人も分かったようです。
その鍵となるのは、「発想の転換」と「つめ切り」!
う~ん、難しい!
でも、きっと人間関係、それぞれの人の発言、アリバイをもう一度見直す事で真相が見えてくるのかもしれません。
次話まで考える時間は十分あります。
もう一度シリーズの最初から読み返すと良いかもしれませんよ。
作者も言っていますが、結構冒頭からヒントがあちこちに出てくるそうなので細かいところにも注意して読んでみましょう。
もちろん、トリックも気になりますが、まだ解き明かされていない犯人の動機も早く知りたいですよね。
そのヒントは「栗原チャールズ達郎」と「月森ちはや」の二人の登場人物が握っているのではないでしょうか。
次話では、トリックと動機が明らかになってくると思いますよ。
それまでは、是非今まで出てきた数多くのヒントを元に推理してみましょう。
点が線になっていくかもしれませんよ。
今回のシリーズはそんなミステリーの醍醐味を思う存分味わえる楽しさいっぱいの話が続きますよね。
いよいよ次話では金田一と犯人の直接対決があるかもしれません。
ぐんぐん盛り上がってまいりました!
次号は8月11日(火)発売です。楽しみにしていて下さいね!
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