漫画ネタバレ

インハンド8話のネタバレと感想!野桐のドーピング疑惑と拡がる事件

世界アンチドーピング機構の検査員をかたってマラソン金メダリスト野桐の部屋を調査する紐倉と高家。

そこで発見したのは「使用済み点滴パック」!

それはドーピングを 疑うに足るものでした。果たして野桐はドーピングしていたのでしょうか。もし事実なら世間を揺るがす大事件になります。

後半では、ドーピングは本当に悪なのか、舌鋒鋭い紐倉のドーピング肯定論が冴えまくります!

コミ太
コミ太
ドーピングは身体にも悪いんでしょ?それにドーピングした選手だけ有利になるなんてずるいよ!
にゃん太郎
にゃん太郎
でも紐倉によると、ドーピングをやってなにが悪いって事みたいだよ。一見暴論のようだけど紐倉の話を聞くとついつい納得しちゃったよ。紐倉に感化されちゃったかな?

そして、コックとしてやってきた「リウーを待ちながら」のヒロイン潤月の存在もまた気になります。

「リウーを待ちながら」はインハンドの前作です。気になる方はこちらの記事をどうぞ。

それでは、2019年2月26日発売のイブニング6号に掲載されているインハンド8話のネタバレと感想をお届けします!

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インハンド8話のあらすじ

8話のあらすじに入るためにこのストーリの流れを簡単に説明します。

ある大学の駅伝選手の死に関わったとしてクリニックの医師は逮捕されます。しかし、そのクリニックにあるコーチからコンサルタント料が振り込まれていました。そのコーチとは、マラソン金メダリストで今や国民的ヒーローである野桐の育ての親でした。

この不可思議な金の流れに疑問を抱いた内閣情報調査室の牧野が、天才寄生虫学者・紐倉に調査を依頼したというのが前回までの流れです。

コミ太
コミ太
コンサルタント料と言えば聞こえは良いけどドーピングの指南をしていたんじゃなかっていうのが牧野の疑念なんだよね!
にゃん太郎
にゃん太郎
先のオリンピックのマラソン金メダリストの野桐には国民栄誉賞の話も出ているんだよ。
コミ太
コミ太
もしドーピングなんて事になったら一大スキャンダルだよね。国民的英雄が地に落ちちゃう!

そして今回、その疑惑を解明すべく天才寄生虫学者紐倉とその助手高家は、世界アンチドーピング機構の検査員に扮して野桐の検査におもむきました。

もちろん、紐倉らしい無茶苦茶な方法での調査。でも、紐倉と触れ合っていくとそれが普通で逆に痛快って思っちゃうから不思議。普通の調査をやってちゃ物足りなく感じるんです。
紐倉のドSぶりにもいつの間にかハマっちゃうんですよ。高家だけでなく読者までドMにしちゃうんだから凄いです、紐倉!

野桐の部屋で紐倉が「使用済みの点滴パック」を発見しますが、脱水症状の為に特例で使用したという申請が出ていました。

一見合法に思われる点滴ですが、紐倉はドーピング疑惑は黒だと言い張ります。

事実はどちらにあるのか。そもそも、ドーピングは悪なのか、ドーピング肯定論者の紐倉がとうとうと語るドーピングに対する考えが今回最大の見所です!

コミ太
コミ太
え?ドーピングって悪いことじゃないの?だからこそベン・ジョンソンやランス・アームストロングみたいな世界的ヒーローが多くの人たちから叩かれたんじゃない?
にゃん太郎
にゃん太郎
本当にドーピングは悪なのかという問いに対する常識を覆すような紐倉の話は必見だよ!

そんな折、調査に大きく関わるショッキングなニュースが飛び込んできます。単なるドーピング事件と思われたものが予期せぬ展開を見せ始めたのです。

この事件には間違いなく裏がある、それも予想も出来ないような大きな存在ものではないのか・・・

インハンド8話のネタバレと感想

「単身ケニアに渡っての修行時代・・・この時味わったのは成長の糧となった敗北感か?」そんな気になる副題がついた今回の話。

コミ太
コミ太
オリンピックの金メダリストなのに敗北感って描かれているのは何故なんだろ?
にゃん太郎
にゃん太郎
ドーピング手を出したのが敗北なのかな?

この色々な想像をかき立てる副題で早くもストーリーへの期待が膨らんで来ますよね。出だしからワクワク感マックス!

さて、紐倉と助手・高家は野桐の部屋に訪れます。世界アンチドーピング機構(通称:WADA)の抜き打ち検査員を装って。実際にドーピング・コントロール・オフィサー資格は取った二人ですが、野桐担当であるはずもなく、IDも偽物です。

相変わらず無茶苦茶ですね、紐倉。事実を追求する為だったら悪魔にでも魂を売りかねないタイプです。しかも、勝手に冷蔵庫を開けたり家探ししたり^^;
ま、いつもの事だから驚かなくなりました。

そして紐倉はドーピングに深く関わりそうなあるものを発見したのです。それが「使用済み点滴パック」です。
部屋を出た後に、紐倉は「ドーピングしてるな」と断定します。

しかし、脱水症状の為に特例で使用したという申請がと反論する高家。脱水症状の治療のための点滴ならば違反にはなりません。高家は、大好きな選手がドーピングしてるとは絶対に認めたくないのです。

紐倉「きっと我々が来たので慌てて点滴を」
高家「そんな時間なかっただろ!」
紐倉「ここまで来る前に野桐のスパイがいて到着があらかじめ・・・」
高家「そんなこと言ったらきりがないだろ!」

相変わらずコントのような軽妙やりとりですよね。その会話を読んでいるだけで引き込まれます。

紐倉は「有罪は証明できるが、無罪を証明するのは不可能だ。だからドーピングなんてガンガンやればいいんだ!」と言い持論を展開します。

あ~無茶苦茶だ。無茶苦茶だけどなんだか説得力があるように聞こえるのは何故なんでしょう??

「ドーピングは選手の身体に悪いから駄目なんだろう」との高家の言葉に紐倉はこう反論します。
「そもそもスポーツは健康に悪い!」と。

確かに、鍛えに鍛えた選手は減量などが原因で摂食障害になったり、免疫力が落ちたり、骨折しやすくなりますよね。健康に悪いというのは一理ありますし、説得力があります。

高家の「ドーピングをやってたら不平等だろ!」の言葉には、紐倉はこう反論します。
「恵まれた環境でトレーニングしている人間とそうでない人間は平等なのか?低酸素テントはドーピングじゃないのか?」

確かに科学が進んで、早く走れる靴やウェアが開発されています。

コミ太
コミ太
お金があればいい靴だってウェアだって買えるものね。高地でトレーニングするのだってお金がなきゃ出来ないし。そう考えると不公平のような気もする!

このドーピングに対する議論が今回の一番の山場。

世の中は「ドーピング=悪」と叩きます。疑惑が出ただけでネットが炎上するほど人々はこの問題に対して敏感に反応するのです。

しかし、靴の違いやトレーニングの違いにはなんら頓着しないのです。そうです、今回の話はドーピングについて読む側に考えさせる事に大きな意味があるのです。

常識は本当に常識なんだろうか。常識として信じていたものが実は非常識であったりしないのか。
これは紐倉という一見滅茶苦茶に見える人を理解する上でも大きなトピックなのでじっくり味わってくださいね。

そして、ラストでは一人の重要人物野桐の元コーチだったあの人が亡くなります。それはこのドーピング事件の大きな展開を期待させるようなものでした。次の話が待ちきれない人が殺到しそうな終わり方ですが、1週間、次のストーリー展開をあれこれ考えるのも楽しいものですよ。

まとめ

紐倉と高家の調査で見つけた「使用済み点滴パック」!それはドーピングの決定的証拠となるものではなかったものの、疑念を深めるものだったのです。

しかし、ドーピングの調査を進めている紐倉当人はドーピング肯定派。かたや高屋は苦労人野桐の大ファンだという事もあり、疑念を晴らしたい側です。その二人のやり取りが今回の一番の山場です。

一見地味に思える展開ですが、これこそ今後の展開に大きなインパクトを与えるこの作者特有の仕掛けなんだと思います。上手いですね、この作者!

読む側に常識が本当に常識足り得るかを訴えかけるようなスタンス、見事です。そしてラストで一気にストーリーが展開するのです。

単なるドーピング事件かと思われたものに大きな拡がりとからくりが仕組まれているのではないか、そんなワクワク感を残しながら次の話に繋げるのだから先が楽しみで1週間待つのが辛いくらいなんです。

そして、もう一つ気になるのがお食事係として新たに加わった鮎沢潤月の存在。ペストで母親を亡くした悲しい過去を持つ少女です。今回の登場は少ないものでしたが、今後ストーリーに絡んで来るはずです。潤月に関する事件の話は「リウーを待ちながら」に収録されています。

こちらを読んでおくと良いですよ、いや、読みなさい!

コミ太
コミ太
イブニングの回し者かっ!

興奮して言い過ぎました^^;
つい紐倉の霊が乗り移ってしまったようです。

でも、「インハンド」というヒューマニズムを描いた作品をより深く理解してもらうには読んでおくと良いと思うんですよ。人と人の繋がりも鮮明に見えてきます。そして彼女はきっと棚倉の心の中を映し出す存在になるはずですから。

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