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家出後初めて猛禽類に似た母が待つ家へと帰るリニに付き添うコレット。
しかし家で待っていたのは病でやせ細った母でした。
リニは現実を受け止めることが出来ずその場から逃げ出しますが、コレットに諭され改めて母にただいまの挨拶をしました。
それでは、2020年2月20日発売の花とゆめ6号に掲載されているコレットは死ぬことにした95話のネタバレと感想をお届けします!
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コレットは死ぬことにした95話のあらすじ

遍歴医の村の診療所でくつろぎならが、コレットは義兄のイタンがこの診療所にいたことを診療所の先生であるトーヤンから聞き驚きました。
コレットはトーヤンから、遍歴医として交代せず4ヵ月滞在していることを聞きます。
トーヤンが居座っている理由を聞くコレットですが、背後から暗雲が漂う気配を感じ…。
コレットは死ぬことにした95話のネタバレと感想
診療所に先についていたディオとヘルメスはすっかりトーヤンと打ち解けていました。
ディオは世界を股にかける料理人と、ヘルメスは経済界の影の黒幕だと自己紹介したようです。
トーヤンは冗談だと思っていますが、本当のことなんですけどね(笑)。
新しい薬師が到着したら入れ替わるシステムだったはずの診療所に、トーヤンは4ヵ月滞在していました。
その理由は、リニの母親のスズリの最後を見送るためでした。
スズリの病は今の医学ではわからないものだとコレットに語ります。
「旅を急ぐならいつ出てもいいよ」
コレットはスズリの病の経過を記録してある日誌を読みながら、背後に暗雲が漂う気配を感じ取りました。
振り向くと診療所の入り口に頭を抱えてうずくまり、うちひしがれているリニの姿がありました。
家に戻ったリニですが、てきぱきと動く家族の中で何もできないどころか邪魔になっていると感じへこんでいたのです。
「あああだめだおれはだめだおれはだめだおれ」
落ち込むリニにしょうがないってと声をかけるトーヤンとコレット。
リニは、頑張って母の介護をしようと母の体に触れたけど、あまりの体の薄さに怖さを感じ診療所まで逃げ出してきたと言いさらに落ち込んでいます。
「頑張りましたよっ、進歩してます」
コレットは励ましながら、リニは繊細な人で、うまくいかない自分を責めているのではないかと感じました。
「トーヤン先生、私も滞在します」
コレットは薬師として見届ける決意をし、リニを応援することにしました。
再び2人でリニの家へと戻ります。
家の前には荷台に乗った母スズリの姿がありました。
スズリは荷台に乗りながら、明後日本祭を迎える村の見回りに行くようです。
本当は兄のタキが引く予定でしたが、母に言われリニが引くことになりました。
もちろんコレットも同伴です。
天気の良い村の道をゴトゴトと音を立てながらのんびり見回るコレットたち。
「ハアー、のどかですねぇ」
スズリと話をしながら、道に浮かんでいる四角い何かを発見したコレット。
「あれは天灯だ」
リニは、燃料を燃やして上昇気流を作って浮かべる灯のことで、明日の夜には村中で上がってきれいだとコレットに説明しました。
その時に村を東西に分け、合戦のような勝負もするようです。
スズリいわく、『血沸き肉躍る戦いであり、己の中に眠りし闘魂が年に一度覚醒する日』とのこと。
スズリが合戦で活躍していた話を聞いて、思わずコレットも興奮します。
しかし、ふふふふ、と笑っていたスズリの様子が急変!
胸の痛みはすぐに治まりましたが、リニは自分が無理をさせて病になったのかと言い出しました。
「やめてちょうだい。勝手に私の人生を背負わないで」
「…ごめん」
2人の間の気まずさを察したコレットは、リニに家からお湯を持ってきて欲しいとお使いに出します。
リニが側から離れた後、スズリはコレットに自分の気持ちを伝え始めました。
「…ねえコレットさん、どうすればリニは昔のように笑ったり怒ったりしてくれるかしら」
昔のリニはニワトリのようにコケコケとうるさく荒れていたと話すスズリ。
「すごい、同じだ」
ニワトリの言葉を聞いたコレットは、リニがスズリの事を猛禽類だと言っていたことを話します。
2人がそんな話をしている中リニはお湯を持って戻ってきましたが、2人の話が気になりそっと塀の影に隠れて話を聞き始めました。
『ニワトリ…!?』
リニが戻ってきたことを知らずにスズリは自分の胸の内をコレットに話します。
リニが家を出た時に悲しかったこと、リニの無事を知り安心したこと、家を出たことを良かったと思ってるならそれでいいと思えること、そして…。
「もう一生会えないと思っていたから最後に会えて嬉しい。嬉しいのよ」
優しく微笑みながら話すスズリの様子を見て、絡まった糸をほどけるきっかけを探しているのではないかとコレットは思いました。
「リニさんを少しだけ待ってあげて下さい。リニさん頑張ってますから」
コレットはスズリに笑顔で答えました。
そして塀の向こうにリニが居ることに気づいたコレットは大声でリニに声をかけます。
「あんたいつから聞いてたの」
近づいてくるリニに声をかけるスズリ。
「ニワトリだの雀だの何なんだよ。息子に当てる言葉かよ」
「あんたこそ私を猛禽類って言ったそうじゃない」
顔を見合わせ言いたいことを言い合う2人。
穏やかに話す2人を見守っていたコレットは、何かがほどけた感じを受けました。
2人は笑い合い、コレットも思わず笑顔になります。
「じゃあお茶にしましょうか」
お茶を飲むスズリの肩を抱くリニの手は、母を守る手になっていたのでした。
まとめ
スズリの気持ちがリニに伝わって良かったですね。
スズリの容体も気になりますが、天灯が灯る祭りの夜も気になります。
コレットは合戦に参加するのでしょうか??
次回が待ち遠しいです!
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